○○会社を辞めたい

キーエンスを辞めたい…私は新卒で退職したことに後悔はありません

新卒でキーエンスを辞めたい

「上場企業における平均年収ランキング1位」「20代で年収1000万越え」様々な噂があり、多くの学生が憧れるキーエンス。就活生だった頃の私もその一人でした。

実際に説明会に足を運んでみると、物凄く惹かれるものがありました。人事担当者の話し方や、企業紹介のビデオ、業務内容説明のスライドなど、全てがキラキラして見えたんです。人事担当者が繰り返し口にした「コンサルティング営業」というのもとても印象的でした。

4次にわたる面接を無事乗り越え、晴れて入社。しかしそこで待っていたのは理想とは程遠いものでした。

今この記事を読んでいるあなたも、「誰もが憧れる企業にせっかく入れたのに期待していたのと全然違う…」と悩み、転職をお考えかもしれないですね。これからお話しする私の転職経験が、あなたにとって少しでも参考になれば嬉しいです。

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新卒でキーエンス(総合職)を辞めたくなった理由

平日のプライベート時間がほとんどない

入社して半年、それぞれの営業所に配属されてからは、ほとんど例外なく7時半出社・21時半退社の日々。私は家から営業所が大体1時間弱だったので、毎日6時半頃には家を出て帰るのは22時頃です。

朝家でゆっくりコーヒーを飲む時間も無ければ、帰ってから夕飯を作って食べたり、お風呂上りにテレビを観たりする時間も、何もありません。

営業車で食べるカロリーメイトが夕飯になる日も多く、家はシャワーを浴びて寝るだけの場所になっていました。もちろん、平日に学生時代の友達と飲みに行ったりすることも一度もありませんでした。

仕事内容が単調

説明会で何度も聞いた「コンサルティング営業」に憧れて入社したはずが、実際に課される仕事は完全なるマニュアル営業。

よく言えば誰がやっても同じように売れるような素晴らしいマニュアルなのですが、悪く言えば仕事そのものが単調ですぐに飽きてしまいます。

さらに言えば、キーエンスにはジョブローテーションのような制度もないので、「これからあと何十年も同じようにマニュアルどおりセンサーを売っていくのか…」と気が遠くなってきます。

ノルマがキツイ

キーエンスでは売上数字はもちろん、日々の営業活動も全て数字管理がなされています。かけた電話の件数や通話時間、訪問件数など細かくノルマが設定されていて、いくら数字が達成していても活動指数が未達成だと評価は下がります。

売上数字の目標もかなり高いところに設定されるので当たり前にキツイのですが、この活動指数のノルマも意外にキツイ。

何もかもが数字管理されすぎて、お客様とお話する時間にしても、お名刺を交換するにしも、だんだん全てがノルマのためにやっていることのように思えてくるんです。

売上数字に関しては営業所の目立つところにホワイトボードがあって、誰が良くて誰が悪いか一目瞭然。とにかくこのあらゆるノルマに日々追われている状態に心身ともに疲弊していきます。

ライフイベントに対応できない

多くの人が人生において想定するような結婚や出産。上場企業の多くは近年女性の管理職も増えていたり、家庭を持ったあとも変わらず働ける環境が整っているところも多いと思います。

対してキーエンスでは、総合職の女性で産休等を経て復職したという実例がなく、女性の管理職も未だゼロ。そもそもテリトリー営業制度を取っている時点で、産休・育休=しばらくその地域を放っておくことになるのであまり現実的ではありません。

仮にしばらくの間同じ係りのメンバーでカバーできたとしても、復職後は7時半〜21時半のフルタイム勤務に戻ることになるので、これもまた家庭を持つ女性にとってはかなり非現実的だと思います。

体力が追いつかない

これもまた女性ならではの悩みにはなってしまうかもしれないですが、体育会色の強い職場で体力的に追いつけないと感じるシーンが少なくなかったです。

熱があろうと嘔吐があろうと平気で仕事を続ける上司が多く、ちょっとやそっとのことでは休んではいけない空気感がありました。

風邪で少し体調が悪いな、と感じていても、自分だけ楽するわけはいかない…と無理をしているうちに、私しは気管支炎になってしまい病院ではこのまま無理を続けていたら肺炎になるとも言われてしまいました。

さすがにお休みをいただき、3日ほど自宅療養に努めたのですが、この時「こんなに身体を張ってまで私はこの仕事を続けていく意味があるのかな?」と真剣に考え始めてしまいました。

新卒1年半でキーエンスを退職し旅⇒IT企業に転職した理由

まだまだたくさんの挑戦ができる

この仕事を辞めたいなと思った時、ふと考えたのが「社会人としての経験も浅い自分が転職活動でまともな職を得ることができるだろうか?」ということ。

そのような不安を抱えつつも、働きながらの転職活動ははっきり言って不可能だったので、次の就職先が決まらないまま退職するのは正直なかなか勇気がいりました。

とはいえ、若い今だからこそ失敗もできるしいくらでもやり直しが利く。仕事のことでくよくよ悩んでいるくらいなら、エネルギーがあるうちに新しいチャレンジをしてみようと転職を決意しました。

実際に、転職活動を始めてみると、想像より多くの企業が若手向けに「ポテンシャル採用」だったり第二新卒の募集をかけていました。

私が今いる会社はIT系のベンチャー企業ですが、このように業界をガラッと変えられるのは若いうちか、あとはもう相当その職種で経験を積んだあとかのどちらかなんじゃないかなと実感しています。

今しかできないことをしよう

新卒1年半でキーエンスを退職した後、3ヶ月ほど世界のあちこちを旅してきたのですが、これもまたわたしのこれまでの人生からしたら結構思い切った決断でした。

周りの同級生たちは新卒で入社した会社で頑張って働いている中、たった一年半で退職することすらやや引目に感じていたりもしたので、退職後旅行とかしたいなあと思う反面、そんなことしている間に周りに置いていかれてしまうんじゃないかという根拠のない焦りもありました。

ただ、この先の人生を考えたとき、自分のためだけに自分の時間を使えるのは結構貴重なことなんじゃないかと思い…。

ここまで頑張ってきたんだし、たまには自分の好きなことに思いっきり時間を割いてリフレッシュしよう!!と、旅に出ることを決めました。

色々悩んだ末のこの旅行ですが、本当に行ってよかったです。こんな貴重な時間今じゃないと作れなかったなって心から思えますし、旅先で見聞きしたモノは価値観を拡めてくれました。

心身の健康が一番大事

なんだかんだこれが一番です。今思えば、キーエンスで働いていた期間は心身共に絶好調だった時の方が少なかった気が…。

常に疲労を感じていましたし、帰りの電車では営業数字のことを考えたり、「今日帰ってから何時間睡眠取れるんだろう」と時計ばかり気にしたりの日々でした。

軽い風邪もゆっくり休めないので長引いたり悪化することも多く、そのせいで土日に寝込んでしまう週も多々ありました。どんなにお給料が良くても全然豊かな生活じゃないなって思ったんですよね。

転職活動では、ある程度自分のペースで働ける企業だったりとか、女性が長年勤めている実績のある企業を中心に、エージェントの方には紹介をお願いしていました。

現に入社した会社はフレックスタイム制をとっており、有給も取りやすいため女性の定着率も高く、非常に働きやすいと感じています。

仕事終わりに都心で友人と食事に出かけたり自炊したり、仕事が長引いた翌朝は11時から出勤したりと、ストレスのない生活に変わりました!

新卒でキーエンスを辞めてOKな人、NGな人

ここまでキーエンスのマイナスの面ばかり書いてしまいましたが、事実お給料に関しては文句なしでかなりの高水準ですし、就活生からの人気も高い企業でもあります。

あなたが今、入社早々キーエンスを辞めようか迷っているとしたら、以下の条件に自分が当てはまるかどうか今一度考えてみてください。

辞めてはいけない人

  • 入社してまだ半年以内の人
  • 入社3年以内でかつ転職するなら年収はキープorさらに上を目指したい人
  • 心身がまだ元気な人

入社してまだ半年以内の人

この時点で辞めたいと思っているあなたはおそらく集合研修や配属後の実践研修で嫌気がさしているのでしょう。

集合研修で嫌になる気持ち、私も実はよく分かります。毎日勉強とテストの繰り返しだし、周りの同期はなんだかやる気満々で疲れてしまいますよね。ただ、これは営業所に配属されると解決するパターンがあります。

実際に私が配属された営業所はとても雰囲気がよく、上司にも恵まれたため、周りとの競争や付き合い方で疲れることはほとんどありませんでした。

また、配属後の実践研修で「なかなか売れない」とか「アポすら取れない」と自信を失くして辞めてしまいたいと思っているあなたも、まだ辞めるべきではありません。

担当地区をもらえれば、アポは必要最低限取れるようになりますし、目標に対して8割くらいは相当景気が悪くない限りは大体の人が売れるようになります。

研修時点で自分には営業としての素質がないんじゃないか、等ネガティブになるのは気が早いかもしれないです。

入社3年以内でかつ転職するなら年収はキープorさらに上を目指したい人

転職後も年収はキーエンスと同じくらいもしくはもっと上を狙っているとしたら、頑張って3年は勤め切った方がいいと思います。これは私が転職エージェントの担当者に言われたことですが、入社3年未満でキーエンスと同等の給料がもらえる会社はほとんどありません。

あなたがもし、特別な資格を保有していたりで専門職に就けるのであれば話は別かもしれないですが、私のようにキーエンスでの営業経験以外に何もない人は、せめてその経験年数を武器にする必要があります。

心身がまだ元気な人

最後に、心身がまだ元気なあなたは本当に辞めたいかどうか考え直してみて下さい。一時の気の迷いや思いつきで退職してしまうにはもったいない部分もたくさんあります。

お給料はもちろん、営業がほとんどの会社だけあって気さくで関わりやすい人が多かったように思います。

たしかに勤務時間が長かったりノルマがキツかったりはありますが、一方で恵まれている部分もあると思うので、プラス面とマイナス面を一度洗い出して熟考してみるといいと思います。

辞めていい人

  • 常に暗い気持ちになってしまうト
  • ある程度長い期間ずっと体調が悪い
  • お金の使い道がそこまでない

新卒だろうとキーエンスを辞めていい人は上記3点いずれか当てはまる人だと思います。

もしあなたが今、日々のノルマや営業数字のプレッシャーで常に暗い気持ちになってしまうとしたら、キーエンスにはあまり向いていなかったと思って辞めてしまってもいいのではないでしょうか。

キーエンスからのおすすめ転職先

メーカー営業

大抵の場合、キーエンスで得た営業のノウハウを活かすことができます。また、職種が変わらないのでそこまで転職としてのハードルが高くない上に、ほとんどの企業は仕事量ないし勤務時間が減ると思うので、心身ともに負担が減るように思います。

コンサルタント

お給料をキープしたいならおすすめです。実際にコンサルタントに転職した同期の話を聞くと、仕事量や勤務時間に関してはほとんど変わらない、もしくは繁忙期であれば増えるようです。

ただし、キーエンスでの仕事が単調でつまらないと感じているあなたは、より刺激を受けられる職業だと思います!

起業

同じ時期に辞めていった同期や先輩で意外と多いのがこの起業です。キーエンスはなんといってもお給料はかなりいいので、1〜2年で一気に数百万貯めて起業の資金に充てているようです。

キーエンスでの営業時代の人脈を使って工業系の会社を立ち上げる人や、完全に仕組み化された営業ノウハウを流用した業務委託の会社など、様々な分野で活躍している人たちがたくさんいます。

新卒でキーエンスから転職するときのポイント

働きながらの転職活動は不可能

あなたが今キーエンスに勤めているなら薄々は感じているかもしれないですが、普通に働きながら転職活動を並行して行なっていくのはほぼ不可能です。

私は退職を決意したタイミングですぐに複数の転職支援サービス(私が実際に使ったのはen転職とビズリーチです)に登録しました。

ですが、興味のある企業案件を持っているエージェントに声をかけてもらっても面談の時間がなかなか取れなかったり、営業の合間で時間を作れたとしてもせいぜい15〜20分とかなので聞きたいことを聞ききれずに面談が終わってしまい、その後電話をいただいても大抵対応できない…という状況で、全く前に進みませんでした。

実際にエージェントとの面談はうまく話がついて、いざ企業との面接となったとしても、地方の営業所にいた私が平日に都内の企業へ出向くことは仮病でも使って休まない限りは不可能です。

周りでは体調が悪いからと休職し、その間転職活動を行なっていた人もいましたが、これには通院証明書等が必要なようです。(精神科に行ってキーエンスに勤めていると言うと大抵対応してもらえるようです…笑)

いずれにしても、転職を決意したらまず速やかに退職もしくは休職の意を直属の上司に伝える必要があります。

円満退職をするには時間がかかる

結論から言うと、私はいわゆる円満退職で最終的には営業所の皆様に暖かく送り出していただきました。しかしそこにたどり着くまでにかなりの時間がかかりました。

はじめに直属の上司に「退職したいのですが」と切り出してから実に半年弱。その間直属の上司との面談やマネージャーを交えた三者面談を繰り返し、あの手この手で引き留められました。

何度も何度も面談を繰り返して、ようやく納得してもらうことができました。

キーエンスではテリトリー営業担当制をとっているので、期の途中で人が抜けると人事編成もできずに同じチームの人たちに多大なる迷惑をかけることになること、期の変わり目であったとしても退職の意を伝えるのがギリギリになると人事編成が間に合わないこと等を考慮すると、遅くとも3〜4ヶ月前には直属の上司に相談した方が無難です。

これに関しては退職後の関わりなんてどうでもいい、という人には関係のない話ですが。

キーエンスで得られた経験は可視化しておく

これは転職活動を始めてから感じたのですが、キーエンスに在籍していた間に成し遂げたことや失敗談等、かなり具体的な数字や出来事レベルで聞かれるシーンが多いです。

担当している企業数、担当者数、あとは実際の月間の目標数字やそれに対する達成率、営業担当ランキングの順位などなど。普段さりげなく見ていても、退職後になっていざ聞かれると意外と思い出せないものが多いです。プ

ラスになりそう、ならなそう関係なく数値化できそうなものやエピソードはとりあえずメモしておいた方があとあと役に立つと思います。

まとめ

キーエンスは噂通りかなり高水準の給料、かつ一緒に働く同僚も大抵はノリが良くいい人が多いです。ただその好条件で一定数若手が退職していくにはそれなりの理由があります…。

私は転職後、生活の質がかなり上がったと感じていますし、心身ともにリラックスして日々を過ごせるようになりました。なので、辞め後悔はしていません。

ここまで、新卒一年半でキーエンスを退職した経験談をお話ししてきましたが、なにかしらが今悩んでいるあなたの役に立てたら嬉しいです。

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