新卒でテレビ制作会社のADを辞めたい…休みもない辛い毎日からすぐ辞めることにしました

新卒でADを辞めたい

「テレビに出ているタレントさんが輝いて見える。自分も一緒に番組を作りたい!」

そんな夢と希望を持って、私は大学卒業後にテレビ制作会社のADの仕事に就くことができました。

確かに、スタジオは華やかなものでした。憧れのタレントさんと話せるなんて夢のようでした。日本中の人が観ている番組に自分は携わっている。自分までもスポットライトを浴びているような気持ちでした。

しかし、私は夢と希望を持っていたADの仕事をわずか三カ月で辞めてしまいました。私は知らなかったのです。光が強ければ強いほど、影はどんどん黒く、濃くなっていくことを。

もしかすると、あなたは、当時の私のように、理想と現実のギャップに悩んでいるのではないですか?理不尽すぎる扱いに、心身ともに疲れ果ててはいませんか?私にはあなたの気持ちが痛いほどわかります。

当時の私も同じ体験をしていましたから。私はその後は人形劇団員に転職しましたが、この記事では、私がどうしてADを辞めたくなったのか、どうやって転職をしたのか、私の経験をお話しさせていただきますので、参考にしていただけたらと思います。

目次
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新卒でテレビ制作会社のADを辞めたくなった理由

忙しくて寝られない

とにかく毎日忙しくて、徹夜、徹夜でほとんど寝られないのが私にとっては苦痛でした。1日1時間寝られるかどうかで、1週間で睡眠時間が10時間未満なんてざらでしたし、お風呂にも入れませんでした。

ちゃんと睡眠時間をとってもハードな仕事なのに、寝ていないものだから、ミスをして、怒られての繰り返し。

買出しに行くために電車の座席に座ると、一瞬で寝てしまい、山手線を何週もしていたなんていうのは、ADあるあるですよね。風邪を引いても寝られないし、休めないものだから、中々治らず、先輩ADに伝染して蹴られたこともあります。

雑用が多すぎる

ADはなんでも屋です。そんなことまでしなければいけないの?というものまでやらなければいけません。

番組制作の仕事だけでも時間とプレッシャーに追われているのに、ディレクターや先輩ADからの雑用もとても多いですよね。

先輩ADから「○○の餃子を食べたいから買ってこい」なんていうのは序の口で、ディレクターの犬の散歩を命じられたこともありますし、「家まで起こしに来い」と命令されて、家にまで起こしに行ったこともあります。

それで仕事が進まず、怒られて。どう考えても一人で出来る仕事量じゃないですよね?

家に帰れない

そんな多忙なため、家にはほとんど帰れませんし、自分の時間なんてあろうはずもありません。月に数回、家に帰れてもひたすら寝るだけです。

私は帰る時間も惜しいので、そんな時間があれば会社で寝る時間にあてていました。毎月のアパートの家賃が馬鹿らしくなっていました。一泊で計算すると高級なホテルに泊まれますからね。

家族や友人、恋人と過ごす時間も余裕もありません。その時間を犠牲にして休まないと、また仕事でミスをして怒られますからね。

業界の離婚率がとても高いのもそれが関係しているところもあるのかもしれません。

収入が少ない

ADの仕事は24時間365日働いているといっても決して過言ではないと思いますが、これを時給換算にしてみたら、最低賃金の半分もいきません。

華やかな場所と人々に囲まれる環境、やりがいはお金では買えないかもしれませんが、昇給、昇進も約束されていない体力的にも精神的にも過酷な状況と低収入でこの先、仕事を続けていけるのかと、ふと、冷静になって考えてみると、バイトで生活したほうが稼げるし、楽だ!と思いました。

理不尽すぎる

ADはとにかく人権がありませんし、人間以下の扱いを受けます。あなたもそんな扱いをされていませんか?先輩ADの大きなミスを被らされるのは当たり前、病気になっても病院に行かせてもらえないのは当たり前。

十人分くらいの仕事量を任されるのも当たり前。「むしゃくしゃしていたから」という理由で殴られるのも当たり前。お金を貸しても返されないのも当たり前。

新卒でADの仕事に就いた私は、社会とはこんなにも理不尽なところなのかと、社会不振、人間不信に陥りそうになりました。

新卒でADを辞めて人形劇団へ転職した理由

  • 理不尽さに耐えられなくなったから
  • やっぱりものづくりの仕事をしたかったから
  • ADの経験を活かせると思ったから

私がADを最終的に辞めた理由は、あまりの理不尽さに耐えられなくなったからです。

人間以下の扱いに心も身体もボロボロになり、久しぶりに大学の恩師と会って話をしたとき、恩師が私のメンタルの不調に気が付いてくれたからです。その時初めて私は自分が相当追い詰められていることに気が付き、退職を決めました。

人間以下の扱いを受けて、そのまま自分の人生が終わってしまったら、馬鹿らしいと思いませんか?

その後、私は人形劇団員に転職しましたが、その理由は、それでも、ものづくりの仕事がしたかったからです。私には「ものづくりがしたい」という目標がありました。

テレビ番組制作のADはダメだったけれど、他のものづくりの仕事なら出来るんじゃないか、もう一度チャレンジしてみよう。と考えたからです。

人形劇団員といっても、舞台の上に立って演じることだけではなく、照明や音声などの設置や大道具、小道具の準備、会場での打ち合わせや、お客さんの誘導など、裏方の仕事も自分たちでやらなければいけません。

私は、現場がテレビ番組制作と共通している部分が多く、これならADでの経験を活かせる、と思って転職をしました。地方の巡業以外はちゃんと家には帰れますし、睡眠時間は必ずとることができます。

それだけでも、ADの仕事とは大違いですよね?ハードな部分も勿論ありましたが、ADの仕事以上に厳しい仕事はない、と腹をくくって仕事に臨めました。

新卒でADを辞めてOKな人、NGな人

辞めてはいけない人

筋が通せない人

まず、退職届を出さずに突然会社に来なくなるのは絶対にNGです。この業界、そういう方が多いですよね?

忙しすぎて思考が停止していて、何も考えられなくなって、逃げるしか道はないと思ってしまうのは分かります。私もそうでしたから。

ですが、突然辞めても必ず探されますし、転職活動をするときに離職票をもらうなどで今の会社と連絡をとらなければいけない場合があります。

そして、転職活動をして、いざ採用をされる。というときに、今の会社にどういう人物なのか、と新しい転職先の会社から連絡がくることもあります。

転職活動が自分の不利な立場にならないように、筋を通して辞めましょう。

一時的な感情の人

理不尽な扱いを受けて、今すぐ辞めたい。と思うのは当然のことです。でも、その感情は一時的な感情ではないかよく考えてみてください。もし、そうだとしたら後々後悔してしまいます。

私が働いていた時も、一時的な感情で、「辞める」といって突然来なくなった先輩ADがいました。

その先輩と一週間ほど音信不通になっていたのですが、一週間後に先輩から会社に「やっぱり続けます」と連絡があったのですが、会社のほうは先輩を許さず、そのまま辞めさせられました。

そうならないためにも、一度冷静になって判断してください。

まだやりがいを感じていない人

テレビ番組制作にやりがいを感じていない人も、辞めるのはもう少し待ったほうがいいかもしれません。この仕事は確かにとても辛く厳しく、普通の仕事ではありません。

でも、だからこそ、他の仕事では出来ないことも経験でき、やりがいも人一倍感じられることの多い職場です。今の仕事にひとつでもやりがいや意味を見つけられなければ、転職しても同じことの繰り返しになりませんか?

仕事は、やりたいことでも、生活のためでも、何かひとつでもやりがいを感じられなければ続けられないものです。

辞めていい人

心身ともに疲労しきっている人

心身ともに疲労している人は、それは身体が拒否反応を起こしているサインです。こんなに不規則で理不尽な仕事はありません。心と身体を壊してまでもあなたは本当にこの仕事をしていたいですか?

心と身体が健康ならいくらでも人生はやり直せます。もうこれ以上、人間以下の酷い扱いに我慢することはありません。

そもそも、自分が楽しくないのに、楽しい番組を作ることなんて出来ますか?仕事よりも自分の心と身体を第一に考えてください。

どうしてもやりがいを見つけられない人

この仕事は辛いだけで、自分の描いていた理想と違う、やりがいをかんじられないという人は、元々、全く違う畑で働いていたのかもしれません。

仕事は理想や想像だけでは決してわからないところがあります。始めて見なければわからないのです。

畑はいくらでもありますので、やりがいを全く感じられない、後悔がないのであれば、自分にあった畑を探すことを始めましょう。

辞めた後の目標がある人

あなたが本当にやりたい仕事はADではなくて、違う仕事だった、目標がある。と、次にやりたいことが明確にあるのであれば、誰も止める人はいません。すぐにでも行動に移してみてはいかがでしょうか。

人生は一度きり。時間は一刻も休むことなく進んでいきます。あっという間です。あの時、勇気を出していれば、と後悔しないためにも、人生に悔いを残さないためにも新しい道にチャレンジしてみましょう。

ADからのおすすめ転職先

広告代理店

テレビ業界から広告代理店に転職する人は多いです。テレビはスポンサーがなければ番組が作れないのはあなたも知っていますよね?

そのスポンサーである広告代理店の社員と顔を合わせることも多く、そこからうまく交流を深めて、人脈を築いていければ、広告代理店に転職するというのも一つの手です。

私の先輩の中にも、同様にして転職をした人がいます。中途採用の書類審査から応募するより、紹介から応募したほうが競争率も格段に減りますし、転職しやすいようです。

映像制作会社

今は、映像産業の需要が高いです。テレビだけではなく、ユーチューブ制作やPR動画制作、動画編集制作会社と、映像会社関連の仕事が以前と比べても格段に増えてきました。

同じADという同業種、同職種でも、就労時間も決まっていて、残業代も出て、しっかりと休日や福利厚生も整っている企業もあります。

テレビ制作会社でADをしていたと伝えれば、企業は全くの素人を採用するよりも経験者を優遇するのではないでしょうか。

公務員

ADとしては真逆の職種になりますが、ADのようにほとんど24時間365日勤務で低賃金。先も見えない。という働き方は絶対にありません。休日も多いですし、福利厚生もしっかりしています。

公務員は就業時間もきっちりと決まっていますし、昇給昇進も、勤務年数でほとんど決まっていて、将来設計も立てやすいです。

テレビ業界ほど華やかな世界ではないかもしれませんが、一番安定している職業というのが一番の強みです。

新卒でADから転職するときのポイント

辞める前に退職届を出しましょう

これは社会人として最低限のマナーですが、テレビ業界では急に来なくなって辞める人が圧倒的に多いですよね?

私の周りでも、辞める人のほとんどがこのパターンでした。ですが、この業界は突然辞めても居所をつかまれます。どういう手段を使っているのかはわかりませんが、急に来なくなったほとんどの人がつかまっています。

私は、3ヶ月で退職届を出しましたが、上司に「ちゃんと辞める。といって辞める人は数年ぶりだ、素晴らしい」と褒められました。嘘のような話ですが、本当なのです。

なので、あなたが本当に辞めたいと思っているのであれば、突然、会社に行かなくなるのではなくて、ちゃんと、退職届を出しましょう。

辞めたらまずはハローワークに行きましょう

超多忙な仕事ですから、転職活動をしている暇なんてないと思います。そんな時間があるのなら寝ていたい、というのが本音でしょう。ですので、辞めたら、ハローワークに行きましょう。

必要条件を満たしていれば、失業保険が貰えますし、仕事の紹介や相談などもしてもらえます。転職サイトに登録して仕事を探すのもいいでしょう。

ADを経験したらなんでもできます

肉体的にも精神的にも辛くてほとんど寝られず、家にも帰れない。そんな仕事はほとんどないです。どんなに忙しくても、精神的にキツくても、家に帰れますし、寝られます。

オン、オフが出来るので、また新たな気持ちで仕事に行くことが出来ます。人間以下の扱いを受けることもありません。

ADを経験してから他の仕事をすると、「ああ、今日は22時に帰れるんだ。寝られるな」とか「怒られたけど、暴力は受けなかったな」と、多少大変でも何とも思わなくなります。

まとめ

ADという仕事は日本の職業の中でもトップクラスにハードな仕事です。ADの仕事を経験したら、どんな仕事も耐えられます。大丈夫、安心してください。あなたの経験は絶対に無駄にはなりません。

私はADの仕事を辞めて良かったと思いますし、後悔など全くありません。もし、あのまま辞めずに奴隷のように働いていたら、心身ともに疲労しきって大変なことになったかもしれないからです。

仕事が終わった後に、家に帰れて、寝られて、その時間があるだけでも感謝したくなるくらいです。あなたはどうでしょう?今のままであなたの将来は明るいですか?

あなたが笑っていられる未来を想像して行動に移してください。最後に決めるのはあなた自身ですが、この記事が、あなたの背中を少しでも押せる力になれたのなら幸いです。

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