○○職を辞めたい

新卒で商社を辞めたい…私が退職せずに今も専門商社で働いている理由を教えます

新卒で商社を辞めたい

誰もが就きたい仕事に就けるわけではありません。それどころか、学生のうちに就きたい仕事を見つけられる人は希有だと思います。周りが就職しているから。そんな理由で流されるように目的も無く就職してしまう方も少なくないでしょう。

私は新卒として出版、パッケージ関連資材を扱う専門商社に営業として入社しました。今日まで十年間勤続しています。

当時、リーマンショックという大きな経済事変があり採用枠が激減した年でした。そのため、ただ正社員になることを目的に就職活動をしてしまい、入社後ギャップに苦しむことになりました。

状況は違うかもしれません。でも、あなたも何かギャップを感じて転職を考えていると思います。そんなあなたに、転職活動の経験も含めた私の経験をお話しさせて下さい。

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新卒で専門商社商社を辞めたくなった理由

商材が多くて覚えるのが大変

商社ではあらゆるメーカーから多くの商品を仕入れています。正直似たよう製品も多く、営業は細かい差異も覚えなくてはいけません。またスペックシート通りにいかないこともままあるものです。

インターネットが発達した現在でも、商社の取り扱う工業用製品は滅多に検索結果に出てきません。だからこそデータに無い知識が問われるのですが、本当に大変です。

入社当時どころか、今でも悩みの種です。

トラブルの折衝に疲れる

営業という仕事の宿命ですが、取引先で何かトラブルがあれば担当者のあなたに話が行くと思います。

それがメーカーの責任なら、一度引き受けてからメーカーに相談し、あらためて取引先に連絡という手順を踏む必要があります。当事者で話し合ってくれよ! とはいかないのです。

単純に事務作業としても体力を使いますが、さらに取引先がお怒りだった場合、比では無いほどの消耗を感じてしまいます。

会社体質が古い

入社当時、パソコンが一人一台ではありませんでした。二人で一台を共有するという信じがたい職場だったのです。今でこそ一人一台ですが、未だに売り上げ数字や情報を紙に書いて渡してくる上司や先輩がいます。

それをまた私がデータ化するのですから、無駄の極みです。

また電子機器の新規導入などにも腰が重くなりがちです。スキャナー一つ購入してもらうのにえらく時間がかかりました。結局、小さな持ち運びタイプにさせられたときは怒りすら湧きました。

福利厚生面では、始業時間三十分前にいなければ遅刻扱い。終業時間に帰るのはもってのほかで、働き方改革で導入したノー残業デーを「効果が分からないから」という理由で消されました。

取引先の業界が斜陽

業界相手にお金が無いと、商品を採用する決め手が「いかに安価か」になりがちです。もちろん、勢いのある業界にもこの側面はあると思いますが、比重が大きく異なります。

新製品を紹介しても、仮に魅力を感じてもらっても、余裕の無い会社は試すこともありません。

もちろん、どんなに斜陽な産業とは言え元気のある会社もあります。得てしてそういう所は殿様商売になり、結局価格交渉になってしまいます。それも随分高いところからの態度で。

商材をいかに売り込むか。それが営業のハイライトだと思いますが、活躍の場がそもそも少ないのです。
 

上司に魅力が無い

人間的魅力に乏しい上司に囲まれると、モチベーションも下がります。この会社に居続けると自分もああなるのではないか…とよく考えてしまいました。

給料が少ないからマイホームが持てない、時間が無いから出会いがない。どこまで本気で言っていたのか分かりませんが、そんなことを聞かされて「この会社で頑張ろう」と思えるわけもありません。

新卒で商社を退職せず現在も働いている理由

  • 転職活動を通じて自分に自信がついた
  • 勤続年数は武器になる
  • 斜陽産業だからこそ、チャンスがある
  • 今の会社への期待を捨てた

新卒で退職しなかった理由の一つに、東日本大震災がありました。私の職場は東京ですので渦中ではありませんでしたが、影響は色濃くとても転職が出来る状況ではないと判断しました。

転職活動を開始したのは九年目に入ってからで、四つの企業から採用をいただきました。中には異業種もあり、採用されたときは本当に嬉しかったです。

当然、転職するつもりで活動していましたが、結果的に自分の意志で取りやめることになりました。その節は各関係者に大変ご迷惑をおかけしたと思います。

何故、転職をやめたのか。それは転職活動そのものを通して、多くのことを学んだからです。

転職活動では、自分の能力を客観的に見る必要に迫られます。自分を企業に売り込むのですから、導入すればどんな利益が生まれるかを端的に証明する必要があります。

資格など持っていれば良いのですが、私には残念ながら普通免許証くらいしかありません。となると、具体的な功績を伝えるしかありません。

私は九年間、上司からの評判がずっと芳しくありませんでした。営業に向いていないとすら言われていました。よくも九年間頑張ったものだと思います。

ただ九年もやってれば、意外とエピソードに事欠きません。それどころか、私の評価は各企業の面接で上々でした。上司からの評判が悪くても、余所から見るとそうではないらしい。これまでの価値観がひっくり返る発見でした。

私は自分を肯定的に受け止められるようになりました。それだけでなく、今の会社についても肯定的に見られるようになっていきました。

業界が縮小していくのは間違いない。それは、新興の同業他社に脅かされる心配が無いことでもあります。事実、今や私の会社のライバルと呼べる商社は二社程度。メーカーからも非常に重宝がられています。

当然です。だって残された僅かな販路なのですから。斜陽産業だからこそあるチャンスに、私は気付きました。

ただ、今の会社に愛着や帰属心が湧いたかと言えば、そうではありません。むしろ期待なんて出来ないことを、私は認めました。すると不思議なもので心が軽くなり、好き放題に動いてやろうと思えました。

それまで先輩上司の顔色を伺い、遠慮ばかりしていたことに腹も立ちました。

彼らは私の足を引っ張っているとすら考えました。もしかすると尊大不遜な勘違いかもしれません。ですが、それをきっかけに私の働き方は激変しました。

上司に意見を言い、率先してデータの集計など買って出るようになりました。彼らの仕事ぶりが下手だとずっと思っていて、実際にやって見せてやろうと思ったのです。

良い結果も、悪い結果もありました。ただ、私の評価は上がりました。ボーナスの査定ランクも上がりました。そして自身のスキルが、現在も着実に伸び続けているのを実感しています。

転職活動からたった一年でここまで変われたのは、「自分の市場価値は低くない」と身体で理解できたのが大きいと思います。

新卒で商社を辞めてOKな人、NGな人

これから中小企業は淘汰されていくでしょう。会社という単位は信用できない時代になっていきます。だからこそ、自分が納得出来る行動を選ぶべきだと思います。

結果的に転職を必要としなくとも、きっとあなたの人生は豊かになるはずです。

辞めてはいけない人

  • 入社して一年未満の人
  • 功績が無い人
  • 自分のプレゼンが出来ない人

営業という仕事を理解するには長い時間を要するものだと思います。商材の把握、取引先との交渉術、社内政治術など、正直に言って一年でも足りないくらいです。

ただ、最低一年も働けば大枠は見えてくると思います。少なくとも、どういった営業職が求められているのか。これを皮膚感覚で知っておく必要はあります。

また、営業職の特徴として「あなたが有用な営業かどうか」が違う業界からも判別可能ということが挙げられます。年間売上金額、新規顧客の開拓、新規商材の導入など、こうした功績で判断が出来るのです。

逆手にとって、こちらの業界に詳しくないことを良いことに「いかに自分が活躍したか」を上手くプレゼン出来ればキャリアの大幅なステップアップが望めます。

私の友人はこの手法で一部上場企業への転職を果たしました。先日お邪魔しましたが、地上十五階でお台場の見える大変景色の良い職場でした。

辞めていい人

  • ブラック企業だった
  • 将来性がない
  • 形態が個人営業

こういう場合は新入社員でも在籍せず辞めていいと思います。まず前提として、あなたが健やかに仕事が出来る環境であることが必至です。また向こう十年の経営が厳しそうであれば、早々に転職してしまっていいでしょう。

あなたが会社を支える必要は無く、あなたがどれだけ成長できるか、仕事をするのにストレスが無いか。そうした部分を重視して下さい。

個人営業についてですが、単純に個人営業より法人営業の方が重宝されるためです。実際、転職活動時代に募集要項で法人営業経験の有無を結構目にしました。悩んでいるくらいなら辞めてしまっていいと思います。

商社から転職するときのポイント

転職エージェントに登録する

既に当たり前になったので詳細は省きますが、あなたの代わりに転職先を探してくれるサービスです。電話面接も可能ですが、出来れば直接面談で話を聞きに行った方が良いでしょう。

あなたの適正に合った企業を選んでくれやすくなります。

とにかく自分のことを知る

記事冒頭でもお伝えしましたが、転職をするにあたり面接官に自分をどう売り込むかがポイントになります。嘘にならないくらい盛る分にはいいと思いますが、検討違いなことを言ってしまのはいけません。

相手は人を見るプロですので、「盛り方」含めてこちらのプレゼンを見ています。分からないことを分かりませんと言えた面接ほど、採用になった記憶があります。

余談ながら、私は自分の長所と短所を探っていく内、「人からの影響を受けやすい」という性質を見つけました。以降、自分の思考や感情の癖が分かるようになり、実生活でも役立っています。

転職活動で得るものは本当に大きいですよ。

 

退職時期と転職時期を把握しておく

私は転職しませんでしたが、転職した同僚を見て大事だと思ったのでお伝えします。

転職が決まった場合、いつ頃から出社できるか尋ねられると思います。辞めるのに必要な期間は、担当先の数で変わってくるでしょう。特に無ければ一ヶ月程度あれば充分です。

さらにあなたに有給休暇が残っているなら、その分を全て使い切るための期間も加えて下さい。あなたのために存在する権利なのですから遠慮することはありません。

仮に引き継ぎに二ヶ月必要で、有休が二ヶ月分残っているなら出社可能時期は四ヶ月後になります。それを了承してくれるかどうかは会社次第ですが、交渉する以上は把握しておく必要があります。

新卒で商社を辞めたいあなたに最後に伝えたいこと

転職活動は面白い

自分と向き合う機会というのは意外とありません。歳を取れば取るほどそうだと思います。発見した自分の新たな一面は、今後の人生をきっと豊かにしてくれるでしょう。

また、同僚や上司に内緒で転職活動をしているのは、優越感というか背徳感というか、何とも言えない気持ち良さがありますよ。

転職自体も、非常にハードルが下がってきています。もちろん冷やかしはいけませんが、例え新卒でも、少しでもその気があるなら難しく考えなくていいと思います。

焦らなくて大丈夫

今、あなたがどんな境遇だとしても、勤続期間が少なかろうと、その経験はちゃんと身になっています。こんなにやばい会社でした、というエピソードが話せるだけでも魅力の一つです。

私は35歳で初めて転職活動を行いました。世間で言ったら遅すぎる活動かも知れませんが、蓋を開けてみれば結構選択肢はあったと思います。今すぐ辞めても辞めなくてもいいんです。

取り返しがつかないなんてことはありません。決して無駄な時間にはならないので安心して下さい。
 

あなたを評価できるのはあなただけ

自分を正確に評価することは難しいです。その代わり、あなたを正確に評価できる他人なんていうのもいないのです。「お前は仕事が出来ないやつだ」という類いの言葉は無視しましょう。

それは「あなたの有用性を見つけられませんでした」と言うことに等しいです。それすら分からないのだから、その人の自身の評価なんてたがか知れていると思いませんか。

まとめ

転職を裏切り行為だと批難する人もいるでしょう。そんな声は無視して下さい。転職活動をしてみて、それがどれだけ当たり前の事になっているか私は知りました。

あえて言いますが、新卒のあなたに代わりなんていくらでもいるのです。代替可能のあなたには、何者にもなれる無限の可能性があると言えるんです。

私は転職をしませんでした。自分という個人をどこまで伸ばせるか挑戦しようと思ったからです。会社に愛着なんてありません。帰属意識もありません。上司に尊敬できる人間もいません。私のためだけに残ることを決めました。何故なら、私の人生だからです。

是非、あなたも自分の人生のために生きて下さい。

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